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TOEICのスコア985点

現代英語学科3年の斎藤智慧さんが、7月実施のTOEICテストで、985点のスコアをとりました(満点は990点)。斎藤さんには、どのような経緯でこのスコアが達成できたと思うのか、書いていただきました。

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TOEICで985点取得


3年 斎藤智慧

 TOEICテストで985点を取得できた理由は2つあるように考えられます。一つは、英語から離れてみたこと。そして、もう一つは、英語の基本に取り組んだことです。
 高校3年生のときに受けたTOEICのスコアは755点でした。その後、英語力は伸び悩み、結果を見ることが怖く、留学するまで受験することさえありませんでした。ですから、留学直前のスコアが何点であったか分かりません。それが、9ヶ月間のオーストラリア留学中、現地でTOEICを受けると905点に。一瞬喜びました。しかし、すぐに、もっと上のスコアをとる人のことを思い、逆に落ち込みました。帰国後受けたTOEIC(IP)でも910点でした。どちらの結果も、リスニングは満点でしたが、それに比べて文法のスコアは低かったのです。私は不満足でした。
 自分の英語力はこの程度なのか、自分から英語を取ったら何が残るのだろう、と不安になりました。帰国後、思ったよりスコアがあがらないことにフラストレーションを感じ、一度英語から離れてみようと決心しました。英語の学習に夢中になることをやめたのです。ところがしばらくすると、寂しくなって、急にやる気が出てきました。別のことに力を注いだり、多くのことに興味を持った結果、英語への回帰が始まったのでした。
 回帰は、基礎を見直すことから始まりました。TOEIC文法の本を1冊、図書館から借りて文法力の見直しを始めたのです。留学中は、それが普通だと思いますが、文法のことなどあまり考えず、感覚で会話をし、レポートやエッセイを書いていました。このような留学生活や、映画を観ることである程度スコアは伸びると思います。実際私も、1年で100作以上の洋画を英語音声・英語サブタイトルで観たり、スターウォーズのオープニングシーンの文字が上に流れていくのを、一時停止しながら読んだこともあります。しかし、ただ会話をしたり、ただ英語と接しているだけでは、文法のスコアの伸びに限界がありました。文法力の見直しをした結果、新たな発見、というか、ぼんやりしていたものがはっきりとしてきたように感じました。山を一つ越えた感覚を持ちました。文法のスコアで満点がとれたのは図書館で借りたこの本としっかり取り組んだおかげだと思います。
 また、文章を読む力は、留学で培ったのだと思います。留学の一年間、学部の専門科目を履修していたので、レポートやエッセイをたくさん書かなければなりませんでした。そのために読む本も膨大な量でした。それをいつも短時間でこなさなければなりませんでした。そのために、読むスピードと集中力はかなり上がったように感じます。
 いまは、ニュースの中の英語を理解しようとしたり、たまたま聞こえてくる洋楽の歌詞を理解しようとするくらいで、英語学習のための特別なメニューは持っていません。自分の興味のあることを、自分のペースでやっています。振り返ってみると、冒頭で考えたように、英語一直線にならず、英語以外の他のことに目を向けて自分自身を解放したことや、スコアが伸び悩んだときに基本に戻ったことが、985点取得につながったのだと思います。

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