教員紹介


teachers
名古屋外国語大学 現代国際学部 現代英語学科

佐藤 亮司
Sato Ryoji

講師

専門は心の哲学を中心とする現代英米哲学です。テツガクと言うと小難しい本をたくさん読まなくてはならないのだろう・・・と思われるかもしれませんが、哲学でまず大事なのは疑問をたくさん持つことです。本当にあなたをひきつける疑問に出遭えたならば、思考は自ずと展開してくるからです!趣味は食べること飲むこととダイエットです。両者をバランスよく行うことで、サステイナブルなライフスタイルを実現しています。

研究・専門分野

心の哲学、認知科学の哲学、応用倫理学


ゼミナール

心の哲学を通じて論理的思考力を養う!

授業では心の哲学や倫理学、それに関連する分野の文献の購読およびそれについての議論を中心に行っていますが、それ以外にゼミ活動として、哲学対話・カフェというものを行っています。哲学対話・カフェとは簡単に言えば、コーヒーを片手に様々なテーマについて参加者同士で自由に語り合うものです。(これまでのテーマ:「美とは何か?」「おもてなしとは何か?」)哲学カフェを通じて、自分で考える楽しさ、それを伝えて皆で議論する楽しさを感じてもらえればなぁと考えています。

 

卒業研究のテーマ例:

暴力ゲームが心理に与える影響

火星移住計画における倫理的課題

AIを使った選別システムにおける諸問題


ギャラリー


主な研究業績

【著書】
題名 単・共 発行日 発行所名 備考
『ワードマップ 心の哲学』 2017 新曜社 「予測誤差最小化理論」「意識の高階説」の項目を担当。
『意識の諸相』(上)(下) 2016 春秋社 共訳書
『シリーズ新・心の哲学II 意識篇』 2014 勁草書房 第2章担当
The Future of Bioethics: International Dialogues 2014 Oxford University Press 収録論文の一つへのコメントを担当。
【学術論文】
題名 単・共 発行・発表日 発行雑誌又は発行学会等の名称
Reference in the land of the rising sun: A cross-cultural study on the reference of proper names 2015 Review of Philosophy and Psychology
意識経験と報告可能性―ネッド・ブロックのメッシュ論証に抗して― 2012 哲学・科学史 論叢
統合失調症の 「早期介入」 と 「予防」 に関する倫理的問題:「早期 介入」 の多義性と ARMS をめぐって 2012 社会と倫理

教員一覧へ戻る