先輩の声


graduates

アフリカを学び、
アフリカから学ぶ

 

小黒江莉果
(留学先 国内留学:東京外国語大学))

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私は、「国内留学生」として大学2年生の1年間(2018年4月〜2019年1月)を東京外国語大学国際社会学部アフリカ地域専攻で過ごしました。国内留学とは、2014年3月に東京外国語大学と名古屋外国語大学の間で教育・研究等交流協定が交わされて、2015年度に開始した留学制度です。国内留学中は、留学生寮で生活をしました。留学生寮では多国籍の友人をたくさん作ることができ、長期休暇に私の実家へ招待して日本文化を紹介しながらショートトリップを楽しみました。

名古屋外国語大学 現代国際学部 現代英語学科

私は、アフリカ地域について人類学的視点、開発学的視点など様々な側面からアフリカを学びました。その他にも東アフリカで多く用いられるスワヒリ語や、動物史という授業では動物倫理について、また憧れの先生のご指導のもと通訳・翻訳について学ぶことができました。特にアフリカに関する授業ではアフリカの歴史やアフリカに住む人々の生き様から多くのことを学ぶことができ、戦争や紛争、貧困などネガティブなイメージが強かったアフリカは、国内留学の1年間で大好きな場所になりました。そして、その唯一無二の文化について知るためにアフリカを一周旅行することが夢の一つでもあります。

私の国内留学での一番の思い出は、アフリカ地域専攻2年生全員で創り上げる語劇に参加させていただいたことでした。語劇とは、東京外大の学園祭である外語祭のメイン企画の一つで、それぞれの専攻ごとに専攻する地域や言語と関連する演劇をするというものです。外語祭期間はみんなで集まって練習したり、練習後にみんなで鍋パーティーを開いたりしました。私は、与えられた役を全うすることでしか語劇に貢献することはできませんでしたが、アフリカ地域専攻2年生のみんなと一緒に練習した時間と本番の50分間は私にとって最高の思い出となりました。

名古屋外国語大学 現代国際学部 現代英語学科

私が東京外大で過ごした1年間は、「楽しかった!」と一言で言い切れるほど単純なものではありませんでした。勉強をすればするほどわからないことが増えていき、自分の無知さに心が折れそうにもなりました。

しかし、それ以上にもっと知りたい・現実としっかり向き合っていきたいと思うようになり、疑問に思ったことや、気になったことを自分なりに調べて学ぶという過程を日々繰り返す中で、私は研究したいと思える分野を見つけることができました。

 

自分のやりたいこと、学びたいことが明確になってからは、講演会やセミナーに足を運んでみたり、授業でのプレゼンテーションやレポートも自分の興味関心に沿った内容で進めたりするなど自分から積極的に行動するようにしています。

国内留学を経て時間の使い方や勉強に対する「目的意識」が大きく変化しただけでなく、初めての一人暮らしを経験したことで親への感謝の気持ちを改めて感じ、そして何よりも素敵な仲間と出会うことができました。

この国内留学で学んだことを、大学3年生の2期からの海外長期留学で生かしていきたいです。

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