先輩の声


graduates
たかが4年、されど4年。
私の価値観、考え方を大きく変えてくれた
NUFSの先生方と授業との出逢い

 
桂田明果
(就職先 株式会社西原商会)

「真の英語力とは、世界の諸宗教や教養の知識があってこその英語力である。」

これは高校時代の恩師の言葉です。
しかし当時の私はこの意味を全く理解できず、英語を単に話せるようになれれば、将来英語が必要とされる職業に就けるだろう、と漠然と考えていました。そのため、大学を決める際に重要視していたのは、「留学に行けるかどうか」でした。海外に行きさえすれば英語力が伸びると単純に考えていたからです。
 
 

名古屋外国語大学 現代国際学部 現代英語学科

その後NUFSに無事合格し、留学に必須となるTOEFLの勉強に励みました。

しかし、高校時代の暗記重視の授業とは異なり、世界では何が起こっているのか、世界にはどのような人々が存在し、世界ではどれほどの人々が苦しんでいるのか、などのリアルタイムで自分が知らなかった世界をNUFSで初めて知ることになりました。

そのような課題を授業で学び続けながら、高校時代の恩師の言葉の意味を自然と理解していったように思います。
そして、真の英語力を身につけるのに必要な条件は、単に留学という選択肢だけではなく、日本で生活していても自分次第でいくらでもその力を養うことができると考えるようになっていました。

最終的に私は留学をせず、大学4年間をNUFSで過ごし、現在の世界情勢や諸宗教などを学び続け、少しずつ教養を身につけることができたと思います。

そして現在、海外にも支社があり、またベトナムや台湾などを出身とする社員も働く食品商社に勤めています。

彼らと接する際は、大学で学んだことを毎日意識し、その同僚たちの背景や文化を尊重しながら良い関係を社内で築くことができるようにと日々努力しています。そして将来は自分の目標である海外支社で働きたいと思っています。その時、大学生時代で経験した勉強とその意義が私を支えると思います。

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